観戦と仕組み

サイクルフォトラリーという楽しみ方:写真でめぐる栃木

観戦と仕組み · 公開 2026-10-24

紅葉の始まった岩壁の間を一筋の滝が落ちる、日光の華厳滝
秋の華厳滝(日光市)。県内には自転車で訪ねたい撮影地が多い。写真:Jordy Meow/CC BY-SA 3.0

フォトラリーは、決められた場所や地域を訪れて写真を撮り、集めていく遊びです。自転車と組み合わせると、目的地が自然に決まり、ふだんは通り過ぎてしまう町にも立ち寄るきっかけになります。栃木県で開かれた国際ステージレースでも、大会の関連企画としてSNSへの写真投稿を使った「サイクルフォトラリー」が行われていました。

本サイトはフォトラリーや懸賞を実施していません。応募の受付や賞品の提供は行っていません。以下は過去の企画の紹介と、個人でフォトラリー型のサイクリングを楽しむための一般的な情報です。

大会と連動したフォトラリーの仕組み

2019年の大会で行われたサイクルフォトラリーは、写真共有SNSのInstagramを使う形式でした。参加者は県内の市町を訪れて写真を撮り、指定の方法で投稿します。訪れた市町に応じて、その地域の特産品などが抽選で当たるという仕組みで、宇都宮市のジャパンカップ関連グッズ、日光市の工芸品、益子町の益子焼、塩谷町の湧水を使った飲料など、市町ごとに異なる地元の品が用意されていました。2020年の大会でも同様の企画が予定されていましたが、大会の中止にあわせて取りやめとなりました。

この企画のねらいは、レースの観戦だけでなく、県内各地への周遊を促すことにありました。大会が2年で県内の全25市町を通過するコースを設定していたことと同じく、「県全体を舞台にする」という考え方の延長にある企画だったと言えます。

自分でフォトラリーを計画する

大会の企画がなくても、フォトラリー型のサイクリングは自分で計画できます。テーマを決めて地図に目的地を落とし込むだけで、走る理由と順番が生まれます。

テーマの例

距離と順番の決め方

目的地をいくつも詰め込みすぎると、写真を撮る時間や休憩の時間が足りなくなります。走行距離だけでなく、立ち寄りの時間を一か所あたり15〜30分程度見込んで計画すると無理がありません。山間部を含む場合は、距離よりも獲得標高のほうが体力に効いてきます。地図アプリのルート機能で標高のグラフを確認しておくと安心です。

帰りの手段も決めておきましょう。片道だけ走って電車で戻る「輪行」を組み合わせると、計画の自由度が大きく広がります(電車と自転車で栃木へ:輪行の基本)。

撮影するときの注意

位置情報の扱い

写真に記録される位置情報(ジオタグ)は、撮影場所を記録するには便利ですが、自宅周辺で撮った写真をそのまま公開すると住所が推測されるおそれがあります。SNSに投稿する前に、位置情報を削除する設定を確認しておきましょう。また、走行ログをリアルタイムで公開する機能も、出発地や帰宅時刻が知られることにつながるため、公開範囲の設定に注意が必要です。

季節ごとの楽しみ

春は桜、初夏は新緑、秋は日光や那須の紅葉と、栃木県は季節ごとに被写体が変わります。ただし紅葉の時期の日光いろは坂のように、観光シーズンには車の渋滞が激しくなる場所もあります(日光いろは坂を自転車で上る前に)。夏は雷雨、冬は山間部の積雪や凍結にも注意が必要です。季節の注意点は各エリアの記事で紹介しています。

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